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タイ王国縦横

スワンナプ-ム新空港

日タイロングステイ交流協会 事務局長 上東野幸男 (07-3)


昨年9月28日数十年間タイ王国の玄関であったドンムアン国際空港と国内空港を統合し、バンコク東部にスワンナプ-ム(「黄金の土地」の意味)空港が開港。国内線と国際線が一つのビルで世界最大規模の床面積56万㎡超あり、4000m と3700mの2滑走路を有し、ドンムアンの5倍・成田の3倍というハブ空港の開港は前タクシン首相の意向による準備不足の見切り発車と心配されたが、「案内表示不足・トイレが少ない・出迎え人と会いにくい(待ち合わせスポットがない)」などのクレイムが噴出したが、事故や大きなトラブルはなく約4カ月経過してきた。

ところが2月我々の訪タイ直前「滑走路や誘導路に約100ヶ所亀裂や凹みがあって全体を使用することが出来ないため、到着機は上空待ちで遅延する」との新聞報道で心配になり、それなりの準備と覚悟をしていたが、定刻通りスム-ズに到着し出迎えの友人と直ぐ会うことが出来た。隣接の6階建の駐車場もドンムアン空港より格段きれいで余裕もあり、駐車場から市内にスム-ズに移動でき予定より短時間で到着できたのである。 但し出迎えがなくリムジンやタクシ-、バスを利用する場合は空港でかなり手間どるため相変わらず旅行客の評判は良くない。

国際線・国内線の到着階2Fに案内所、両替、リムジン・タクシ-などの交通機関、ホテルのカウンタ-が並ぶ。タクシ-(1F乗車)は市内に約40分・料金は50B(空港利用料)+メ-タ-約250B+高速料金。 エアポ-ト・エクスプレス(1F)は市内に4ル-ト(30分間隔)あり、料金は150B。

(話し変わって)ク-デタ後の暫定内閣は、タクシン前政権の規制緩和・国際化・経済成長路線から一変して「足るを知る経済」を標榜しているが、海外からは外資規制とか内向き政策などとの批判がある。ところで市内を歩くと街はゴミの散乱が少なく(ゴミ出し袋も使用)かなり清潔になった感じがした。この点をタイ人友達に話すと「歩道の凸凹も今後補修工事をしていく」とのこと。早くその言葉通りに実現することを期待したい。

さて 入国時は問題を感じなかった空港も帰国時(夜行)には以下のトラブルを経験した。

  1. 航空会社カウンタ-のアメリカ製最新?X線装置でゴルフバッグがオ-バサイズとなり、別の場所の大型検査装置まで運ぶことになった。
  2. トイレは80mの間隔で男性用便器は1ヵ所に3個しかない。トイレの表示が不十分で女性用を利用してしまった。
  3. 明るく豪華な雰囲気のショッピング通りの先にある夜の待合室は暗くて寂しい。

今回もタイ国政府観光庁(TAT)を訪問し、ジュタポ-ン副総裁以下と観光・ロングステイについて意見交換し、帰国後スウイット駐日タイ大使にもご報告した。その中で空港については上記以外に「現代的デザイン(ドイツ人設計)の外観等素晴らしい施設であるが、微笑みのタイ国の顔としては無機質で温かみが感じられない」とも指摘している。

最期にバンコクの空港についての最近情報をお伝えする。
新空港滑走路等の亀裂問題のため使用を停止していたドンムアン空港も併用することになったが、どのように仕分けするか二転三転した結果、下記の取扱いになったようである。即ち タイ国際航空からの案内は「国際線はスワンナプ-ム空港であるが、3月25日から国内線の多くがドンムアン空港に移転する。プ-ケット・チェンマイ・チェンライ・クラビは両空港を利用し、その他の便はすべてドンムアン空港を利用となる」となっている。

今後も変更があるかもしれないので国内便利用にはその都度充分ご注意を!